とりあえず全体の流れ
うむ、前回の記事から半年以上経ってしまったな(Mac話を除く)。
毎回ごちゃごちゃ書こうとするから、つい億劫になって更新が空いてしまう…ので、ネタを小出しにして少しずつ書いていこうと思う。
…
まずは、私の場合のライブ音源作成の全体の流れを。
作曲とかそういった方面はひとまず置いておいて、次のような流れで作っている。
まずはリズム隊を作成する。キック→スネア→ハイハット→ベース→その他パーカッション→リズム隊全体まとめ、といった流れになる。
リズム隊が一通り出来上がると、和音系、単音のオブリガード系、ノイズ系、などを作る。ここらへんは順不同であるが、和音系を先に作って空間を埋めていくことが多い。ディレイなどDAW内で完結できるエフェクト系も同時にかけていく。
PSYDOLLの場合、極限まで無駄を削ぎ落とした音、ではなく、空間に音を色々と詰めていくやり方が好きなのだ。誰かが「おもちゃ箱をひっくり返したようなサウンド」と評していたが、言い得て妙である。
音が一通り揃うと、バランスを再調整し、ミキサーのチャンネル毎にリバーブを掛けていく。リバーブは、アウトボードのマシン(Lexicon MPX-1, MPX-100)を使う。昨今では、DAWのリバーブ(Plugin)も相当性能がいいので、それでもいい気もするが、ここは趣味である。また、ミキサー内部のクロストークがいい方に効いてくるのを期待している、ということもある。
リバーブまで終わると、ミキサーを介して2MIXを作成する。このとき、軽くコンプを掛ける。最後に、この2MIXをライブ音源用にマスタリングして、完成、となる。
忘れていた。ここで完成ではなくて、ライブ音源用のマスタリングを完成した音源を、スタジオで、可能な限りライブハウスに近い環境で再生し、実際にギター、ボーカルを入れて演奏してみて、いい感じに仕上がっているか確認する。気になる点がある場合は、次のスタジオの機会までに修正して、再度確認する。
では、次回は、リズム隊の作成その1、キックの作成、である。
Machine Cup: Chapter 4 of Machine Kingdom
- アーティスト: Psydoll
- 出版社/メーカー: Psydoll Products
- 発売日: 2018/12/25
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
Machine Disk: Chapter 3 of Machine Kingdom
- アーティスト: Psydoll
- 出版社/メーカー: Psydoll Products
- 発売日: 2017/08/11
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
Machine Wand: Chapter 2 of Machine Kingdom
- アーティスト: Psydoll
- 出版社/メーカー: Psydoll Products
- 発売日: 2016/04/24
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
Machine Sword: Chapter 1 of Machine Kingdom
- アーティスト: Psydoll
- 出版社/メーカー: Psydoll Products
- 発売日: 2015/08/16
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る