DAW環境再構築の顛末(2)
ま、ね、この手の制作形態だと、ある程度費用がかかるのは、仕方がない。仕方がない、が、やはり痛すぎる。
新規導入の環境は下記。
UAD-2 Satellite OCTO (Thunderbolt)
iMac には、メモリ8GB*2 を追加して総計24GB に。
ここでまた1つ、いや2つ、問題が。
(1) UAD のインタフェースはThunterbolt2 だが、iMac はThunderbolt3、コネクタの形状が違うので、物理的な互換性は無し。これについては、Thunderbolt2⇔Thnderbolt3 の変換コネクタが公式で出ているので、それを購入することで解決。
これが困った。
Thnderbolt2と6pin のFirewireとを接続する変換コネクタは存在する。なので、上記(1)と併せて、Thunderbolt2⇔Thunderbolt3、Firewire 6pin⇔9pin の2種類の変換コネクタを使用する必要がある。
一つ一つの変換そのものは、確立されているものなので問題無い。しかしながら、iMac 側のThunderbolt3 と、828mk2 側の4pin Firewire との間に、2つ、変換コネクタが入る。これは、電気的な接触を行うポイントが3箇所、発生するということを意味する。
しかしだな、これはもう四の五の言っても始まらん。Apple 製品を使い続ける以上、こういうことは起こるのだ。
しょうがないので、各変換コネクタを調達したわけである。内訳は下記。
Thunderbolt2⇔Thnderbolt3 ×2
Thnderbolt2 ⇔Firewire 6pin ×1
Firewire 9pin ⇔6pin
締めて10,000円位かかったのである。Apple 公式品、高い。
これで828mk2 を接続してダメだったら、手持ちのUSB対応のAudio I/F を引っ張り出すしかないかな、チェンネル数が激減するし、クオリティも下がるだろうけど。
結果、828mk2 は、何の問題もなく起動、Logic Pro にて正常に稼働、UAD-2 Octa も然り。
しかも、新iMac は、 元のMac Pro (Early 2008) よりは確実に高速である。まあ、ストレージがSSD とハードディスクとが同居するフュージョンドライブだからということもあるとは思うが。
ま、そんなこんなで、当面の危機は切り抜けられたのだが、ここから更に、別の問題が発生することは、またの機会に。
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