自分流!DTMによるライブ音源作成!

自分のやっているバンド「PSYDOLL」のライブ用音源作成について、と、PSYDOLLに関すること。

DAW環境再構築の顛末(2)

 
Mac 本体は、既にMac のハードウェアにPCIe に対応したモデルが存在しない。したがって、UAD についても、必然的に、外付けタイプのハードウェアを新規導入することになる。
ま、ね、この手の制作形態だと、ある程度費用がかかるのは、仕方がない。仕方がない、が、やはり痛すぎる。
 
新規導入の環境は下記。
iMac (27inch Ratina Display, 3.4GHz, Memory 8GB)、OS: High Sierra
UAD-2 Satellite OCTO (Thunderbolt)
iMac には、メモリ8GB*2 を追加して総計24GB に。
 
ここでまた1つ、いや2つ、問題が。
(1) UAD のインタフェースはThunterbolt2 だが、iMac はThunderbolt3、コネクタの形状が違うので、物理的な互換性は無し。これについては、Thunderbolt2⇔Thnderbolt3 の変換コネクタが公式で出ているので、それを購入することで解決。
(2) motu 828mk2 FireWire は、6pin のインタフェースだが、6pin からThunderbolt に変換するコネクタは存在しない。
これが困った。
Thnderbolt2と6pin のFirewireとを接続する変換コネクタは存在する。なので、上記(1)と併せて、Thunderbolt2⇔Thunderbolt3、Firewire 6pin⇔9pin の2種類の変換コネクタを使用する必要がある。
つまり、iMac Thunderbolt3⇔Thnderbolt2 ⇔Firewire 9pin ⇔828mk2 6pin Firewire の接続を行わなくてはならない。
一つ一つの変換そのものは、確立されているものなので問題無い。しかしながら、iMac 側のThunderbolt3 と、828mk2 側の4pin Firewire との間に、2つ、変換コネクタが入る。これは、電気的な接触を行うポイントが3箇所、発生するということを意味する。
Apple の販売員は、2つ以上の変換を介した場合の動作は保証できない、と宣うし、実際、接触部分での信号ロスのリスクもある。
しかしだな、これはもう四の五の言っても始まらん。Apple 製品を使い続ける以上、こういうことは起こるのだ。
 
しょうがないので、各変換コネクタを調達したわけである。内訳は下記。
Thunderbolt2⇔Thnderbolt3 ×2
Thnderbolt2 ⇔Firewire 6pin ×1
Firewire 9pin ⇔6pin
締めて10,000円位かかったのである。Apple 公式品、高い。
これで828mk2 を接続してダメだったら、手持ちのUSB対応のAudio I/F を引っ張り出すしかないかな、チェンネル数が激減するし、クオリティも下がるだろうけど。
 
結果、828mk2 は、何の問題もなく起動、Logic Pro にて正常に稼働、UAD-2 Octa も然り。
しかも、新iMac は、 元のMac Pro (Early 2008) よりは確実に高速である。まあ、ストレージがSSD とハードディスクとが同居するフュージョンドライブだからということもあるとは思うが。
自分のマシンのフュージョンドライブは、SSD領域が小さいらしいが、Logic Pro しか使わない、と考えれば、さほど問題にはならないだろうと思われる。
 
ま、そんなこんなで、当面の危機は切り抜けられたのだが、ここから更に、別の問題が発生することは、またの機会に。
アップル Thunderbolt 3(USB-C) - Thunderbolt 2アダプタ MMEL2AM/A

アップル Thunderbolt 3(USB-C) - Thunderbolt 2アダプタ MMEL2AM/A

 
アップル Thunderbolt - FireWireアダプタ MD464ZM/A

アップル Thunderbolt - FireWireアダプタ MD464ZM/A

 
エレコム IEEE1394b FireWire800ケーブル 9pin-6pin 1.0m ホワイト  IE-961WH

エレコム IEEE1394b FireWire800ケーブル 9pin-6pin 1.0m ホワイト IE-961WH